羊洲地
発表時間:2018-06-26   閲覧量:662

言い伝えでは、嘗て劉秀は太行山へ兵隊集めに来た時、王莽の差し向けられた官兵に命を狙われ、ほうほうの体でここの山の上まで逃げて来たら、三面は山、一面は谷で、逃げ場が無くなった。劉秀は空に向かって長い溜息をついた後、目を閉じて崖から飛び降りた。ところが、劉秀は真命天子ゆえ、自ずと天に守られている。山の斜面で草を食べている羊の群れがすぐ寄り集まり、劉秀は羊の体に落ちて、運よく一難を逃れた。劉秀は皇帝になった後、この場所に「羊救帝」という名を授けた。時が経つと、「羊救帝(ヤン・ジュー・ディー)」はいつの間にか、「羊洲地(ヤン・ズォー・ディー)」と呼ばれるようになった。この物語に、大義名分のある者なら味方も多いという理屈が示されている。


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