八里溝漂流の全長は1200メートル、落差は10メートル、八里溝遊覧エリアの風景が絵のような百潭百滝の間にある。観光エリアにある天然のくねり曲がる渓流、渓澗に轟く滝、空まで連なる滝と潭という水景と、雄渾で壮観な太行山脈の重ね合わせ、連綿と続く山景を生かしている。漂流は、ロマン漂滑と勇士漂流に2エリアに分けられ、激しさと穏やかさを兼ね備えているため、年齢層の異なった観光客でも遊べるようになっている。

西は抱犢橋から、東は桃花湾ふ頭まで、両岸の青い山に囲まれた漂滑エリアで、のんびりと手足で水遊びしたり、ハラハラしながらも無事土手を通って行ったり、休憩エリアのある露天の桃花湾で休みながら、水で戯れたり、更に、筏船に乗って山歌の対唱を聴いたり、竹竿の舞いを踊ったり、農家料理を味わったり、篝火大会に参加したり……することができる。

西は桃花湾ふ頭から始まり、東は橋頭堡までの勇士漂流エリアで、流れ落ちる滝を眺めたり、蕭蕭とする竹の音を聞いたりして、太行山の長い歴史と不思議さをしみじみ感じることができる。漂流ルートは浮き沈み、刺激的で気分を奮い立たせ、人気の団体遊びだ。カヌーに乗り、｢戦袍｣を羽織り、オールを手に持った観光客たちは、準備する間も無く、すでに強力な｢ライバル｣にひっくり返されて水中に落ちてしまったこともしばしばある。水と、人と戦うゲームがもたらす冷たくて清々しい楽しさは、ご想像していた漂流を遥かに超えたものである。

八里溝遊覧エリアにいらして、漂流をお楽しみになったら、きっと夏の遊びの真骨頂を味わって頂ける！