回龍村(回龍廟)
Time:2018-06-26   Click:3051

言い伝えでは、昔この近くにある暖窯で修行する開祖は、いつ悟りが開かれるかも分からずに、時が経つに連れて嫌気が指し、還俗しようと考えた。家に帰る途中、回龍村を通った彼は、お婆さんが道端の赤い岩で鉄棒を磨いているのを見て、妙に思ったため、その訳を聞くことにした。「娘は嫁ぐのに、刺繍針を欲しがっている」とお婆さんは言う。「こんな太い鉄棒は、どれだけ磨いたら針になれるのですか?」と開祖は尋ねる。お婆さんは、「天下に難事なく、鉄棒も針に磨ける」と言ってから姿を消した。目から鱗が落ちた開祖は、これは「修行の時、寂しさに耐えねば、確たる信念と真心を持たねば」という観音菩薩からの啓示だと分かった。そして、戻って修行を続けることにした彼は、終に悟りが開かれ仙人となった。回龍村もこのことで名を得た。


related information
2018-06-26
言い伝えでは、昔この近くにある暖窯で修行する開祖は、いつ悟りが開かれるかも分からずに、時が経つに連れて嫌気が指し、還俗しようと考えた。家に帰る途中、回龍村を通っ……
more
2018-06-26
言い伝えでは、昔々、太行山辺りは広大な海だった。海辺に変てこな岩礁が沢山あった。ある日、海辺を散歩する幼馴染の恋人同士は、いつの間にか岩礁に登り、早朝から暗くな……
more
2018-06-26
九蓮潭とは、九つの潭と水が繋がっている意味だ。宮中では「九蓮菩薩」と自称していた万歴帝の母親・慈聖皇太后は、輝県に九蓮山があり、山の中に西蓮寺はあり、寺の中に九……
more
モバイルサイト
mobile_qrcode

2次元のスキャン